どうした藍、さくら!?日本チームは大乱調の最下位!
2006/01/21 09:00
女子ゴルフの国別対抗戦「第2回ワールドカップ女子ゴルフ」が、南アフリカのサンシティ、ゲーリープレーヤーGCで開幕。初日はチームの2選手がそれぞれストロークプレーを行い、各ホール良い方のスコアが記録されるフォアボール競技が行われた。
日本チームは宮里藍、横峯さくらの最強新成人コンビ。7番までに3つスコアを伸ばす好スタートを切ったが、8番パー4で思わぬ落とし穴にはまった。横峯のダブルボギーが採用となるフォアボール競技でやってはいけない共倒れ。10番パー5でもダブルボギーをたたいてしまうなど精彩を欠き、結局1オーバーでイタリアと並ぶ最下位スタートとなった。
首位と8打差。予想外のビハインドにも関わらず、勝負師2人の眼は鋭いままだった。今まであらゆる困難を成長のためのエネルギーに変えてきた2人。「落ちるところまで落ちた。後は上に上がるだけ」。約1万5000キロ離れた地球の裏側で、残り2日間のメイクドラマづくりに全精力を傾ける。
初日7アンダーでトップに立ったのは優勝候補の筆頭に挙げられているアニカ・ソレンスタムとリサロッテ・ノイマンのスウェーデンチームと、宋ボベとミーナ・リーの韓国チーム。2打差の5アンダー、3位には初出場で大健闘している台湾チームがつけている。また、スウェーデンと並び優勝候補に挙げられているポーラ・クリーマーとナタリー・ガルビスのアメリカチームも4アンダーの4位と好位置につけている。