シニアツアー3カ月遅れの開幕戦は今季初の観客動員 佐藤信人がデビュー
◇国内シニア◇ISPS HANDA コロナに喝!! シニアトーナメント 事前情報◇朝霧CC (静岡)◇シニア6788yd、スーパーシニア6060yd(いずれもパー72)
新型コロナウイルスの影響で開幕が約3カ月遅れた国内シニアツアー。30日(木)からの2日間競技の新規大会でシーズンのスタートを切る。
総勢112人(シニアの部72人、68歳以上のスーパーシニア40人)が静岡県の朝霧CCを舞台に競う。賞金総額はシニアの部が2500万円(優勝賞金500万円)、スーパーシニアは500万円(優勝賞金100万円)。
今季国内のゴルフツアートーナメントで初めて観客を入場(無料)させる。観客全員にフェイスシールドの配布や入場時の検温、マスク着用の義務など厳重な感染対策を講じる。
ことし3月に50歳を迎えた佐藤信人が今大会でシニアデビューを果たす。国内メジャー3勝を含むレギュラーツアー9勝で、2014年下部ツアー「太平洋クラブチャレンジトーナメント」以来の出場となる。
大会前日の29日に練習ラウンドを行い「期待はほとんどしていなくて、不安が90%ぐらい。(イップスが)緊張すればするほど出てしまって、昨日も練習ラウンドとはいえ緊張して普段でないようなことが出てしまいました。花道アプローチ、ドライバーもありますけど、怖さ的に一番はパットです」。6年ぶりの試合に向け「楽しかったと思って終われるように頑張ります」と意気込んだ。
フィールドには倉本昌弘、伊澤利光、谷口徹、手嶋多一らが名を連ねたほかに6月に50歳を迎えたレギュラーツアー4勝の小山内護も出場する。
<主な出場予定選手>
伊澤利光、井戸木鴻樹、尾崎健夫、尾崎直道、小山内護、川岸良兼、倉本昌弘、佐藤信人、鈴木亨、谷口徹、田村尚之、塚田好宣、手嶋多一、深堀圭一郎、室田淳、山添昌良、米山剛