2014年 第15回スターツシニアゴルフトーナメント

池内信治が室田淳を振り切って4年ぶりV

2014/06/15 19:02
後続を1打差で振り切って4年ぶりのツアー2勝目を飾った池内信治(提供:日本プロゴルフ協会)

◇国内シニア◇第15回スターツシニアゴルフトーナメント 最終日◇笠間ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6,936ヤード(パー72)

茨城県にある笠間ゴルフ倶楽部で行われた国内シニアツアー第3戦「第15回スターツシニアゴルフトーナメント」の最終日、単独首位からスタートした池内信治が3バーディ1ボギーの「70」で回って通算13アンダーとし、後続を1打差で振り切って4年ぶりとなるツアー2勝目をマークした。

14番までパーを並べた池内が動いたのは、上がり4ホール。15番、16番と連続バーディを奪ったものの、続く17番ではボギーを叩いて「こういうことをしているから優勝争いできないよなぁ」。気持ちを立て直して挑んだ最終18番(パー5)で、グリーンエッジまで234ヤードから5Wで「度胸を決めて打ちました」と2オン成功。最後は50センチのウィニングパットを沈めて追いすがる猛者たちを退けた。通算12アンダーの2位は室田淳。通算11アンダーの3位にF.ミノザが続いた。

優勝賞金1,400万円を手に入れた55歳の池内は、「目標は3ツアーズに出ることです」と年末の恒例行事に向け、さらなる夢を膨らませた。

2014年 第15回スターツシニアゴルフトーナメント