比嘉真美子が独走 7打リードで地元優勝へ前進
2019/03/09 15:27
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 3日目(9日)◇琉球GC(沖縄県)◇6514yd(パー72)
瞬間最大風速18.7m/s(11時48分)の強風と雨により、この日のアンダーパーは54人中わずか2人という過酷なコンディション。順位も目まぐるしく変動した中、後続に2打差をつけ単独首位からスタートした比嘉真美子が3バーディ、2ボギーの「71」で回り、リードを7打に広げる通算9アンダーでその座を守った。地元・沖縄県での初タイトルに大きく前進して最終日を迎える。
比嘉は「この天候の中で赤字(アンダーパー)で上がってこられたのは100点に近い。本当に過酷な18ホールだったけど、流れが悪いときのパーセーブで次につなげることができた」と胸を張った。地元勢の大会優勝となれば、2004年の宮里藍さん以来となる。
通算2アンダーの2位に、原江里菜、松田鈴英、小祝さくら、申ジエ(韓国)の4人。通算1アンダーの6位に、福田真未とエイミー・コガが続いた。
米国ツアーを主戦場にする畑岡奈紗は「73」とし、21位から通算1オーバーの9位に浮上。比嘉と並んでアンダーパー「71」をマークした22歳の山内日菜子は、41位から9位にジャンプアップした。
地元出身でホステスプロの新垣比菜は「72」にまとめ、41位から通算2オーバーの15位に浮上した。
12位スタートのイ・ボミ(韓国)は「80」と崩し、通算7オーバーの43位に後退した。
<上位の成績>
1/-9/比嘉真美子
2T/-2/原江里菜、松田鈴英、小祝さくら、申ジエ
6T/-1/福田真未、エイミー・コガ
8/0/テレサ・ルー
9T/+1/畑岡奈紗、アン・ソンジュ、上田桃子、山内日菜子 ほか