2009年 SANKYOレディースオープン

宮里藍が大逆転で3年ぶりの国内ツアー優勝!

2009/10/11 14:53
国内ツアーでは3年ぶりの優勝を果たした宮里藍

群馬県の赤城カントリー倶楽部で開催された、国内女子ツアー第27戦「SANKYOレディースオープン」の最終日。5アンダー単独首位でスタートした韓国の全美貞が、2位以下に大きく差を広げていたが、終盤に相次ぐトラブルでスコアを崩し、4アンダーで先にホールアウトした宮里藍に優勝が転がり込んだ。

イーブンパーの4位タイからスタートした宮里は、スタートの1番でバーディを奪うと、前半に2ストローク伸ばした。後半に入っても「攻めるべきところは攻めて、ピン位置が難しいホールは手堅く行きました」と話すように中盤で一気にスコアを伸ばした。

16番パー3でボギーを叩いた宮里だが、最後まで諦めずにプレーし4アンダーでホールアウト。「18番でミジョン(全美貞)との差が1つになったのはボードを見てわかりましたが、まさかこんな結果になるとは思いませんでした・・・」宮里が困惑したのは、全が18番で3打目を池に入れてからだった。

14番までに8アンダーまでスコアを伸ばした全は、15番でボギーを叩くと、16パー3は手堅くパーをセーブしたが、17番でダブルボギーを叩き5アンダーに後退。そして最終18番の3打目は「打ち切れませんでした」と小さな声で答えるのが精一杯。池に落としてしまい、5打目でグリーンに乗せるも、ピン奥2mのボギーパットも外してしまい、2連続ダボで3アンダーの2位タイに終わってしまった。

3アンダーで服部真夕も並び2位タイ。1アンダー4位には大場美智恵李知姫(韓国)の2人。イーブンパーの6位には横峯さくら北田瑠衣ウェイ・ユンジェの3人が並んでいる。その他の注目選手では、上田桃子が通算6オーバーの20位タイ、諸見里しのぶが7オーバーの23位タイで終了した。

最終18番、まさか池ポチャ!全美貞がドロップし5打目を迎える
最終18番、バーディパットがわずかに外れプレーオフ進出を逃した服部真夕
パー5での2つのボギーが悔やまれる横峯さくら
序盤3オーバーまでスコアを崩した北田瑠衣がイーブンパーまで復活
中盤にスコアを伸ばせず優勝争いについて行けなかった李知姫
あいちゃんがスイッチON、後方に花火があがった
ギャラリーに手を上げヴィクトリーロードを歩き表彰式に向かうあいちゃん
最後の最後に優勝を逃してしまい呆然と立ちつくす
最終日までトップを走ってきたジョン・ミ・ジョン
18Hをパーであがりギャラリーの声援にこたえる、あいちゃん
おつかれさま、るいちゃん
最後まで大会も盛り上げてくれた、さくらちゃん
気合の入ったガッツポーズをする、あいちゃん
9Hあわや池に落ちるところだった
あいちゃんのスタートのティーショットです
今日もさくらちゃんの組にたくさんのギャラリーがついた
馬場ちゃんのキャディは、あの松坂大輔投手の弟さん
秋晴れの日にギャラリーも大勢来ました
笑顔で優勝インタビュー
恒例の志村けんと「アイ~ン」

2009年 SANKYOレディースオープン