古閑、諸見里、飯島が首位タイ発進! 横峯が1打差で追う
2009/08/21 12:41
国内女子ツアー第20戦「CAT Ladies」が、神奈川県にある大箱根CCで開幕した。日中を通して厚い雲が覆い、風も吹き続けたことで、真夏らしからぬ涼やかな中でのラウンドに。その中で、有力選手たちがズラリと上位に名を連ねた。
混戦模様となった初日、ディフェンディングチャンピオンの古閑美保、先週を終えて賞金ランキング首位に立った諸見里しのぶ、飯島茜の3人が4アンダーで首位に並んだ。今シーズンは未勝利なものの、「去年よりショットはぜんぜん良い」という古閑。5月に左手首を痛めて飛距離が落ちる時期もあったが、「今は状態も良い。飛んでいる分、パー5のセカンドがすごくラクになっている」と、4つのパー5で3バーディを奪取。「ロングパット、ミドルパットは1つも入っていない」とパットは本調子ではないものの、1~2メートルのバーディチャンスをしっかりと沈めてスコアを伸ばし、5バーディ、1ボギー。「今はガンガン攻めるプレーではないけど、大事にゴルフをし続ければ勝てると思う」と、待望の今季初勝利に向けて最高のスタートを切った。
3アンダーの4位タイには、2007年のタイトルホルダーでもある横峯さくらの他、福嶋晃子、馬場ゆかり、三塚優子、若林舞衣子ら8人がグループを形成。「コースが広いので曲がっても大丈夫だと思って、振っていこうと思った」という福嶋は、フルスイングで飛距離を稼ぐプレーが奏功。「私の場合は体力勝負。今日は涼しくてラクだった」と、気候も福嶋に味方したようだ。
金田久美子と森田理香子は1アンダーの14位タイ。アメリカツアーから一時帰国中の大山志保は、3オーバーの59位タイと出遅れている。