1997年 JLPGA明治乳業カップ

さぁ最終戦。久保樹乃がまず首位

1997/11/27 18:00

シーズン最終戦。そしてみんなが必死になる公式戦。まず初日のトップを走りだしたのは若い久保樹乃。昨年初優勝で自信をつけてはいるが、今季は可もなし不可もなしといったところ。ぜひもう1勝して昨年の勝利をフロックと言わせないようにしておきたい。

久保は5バーディ、2ボギー。「1番2番バーディで出たんですが、いつもその後で崩れてしまいます。今日は最初のバーディがないつもりで、パーをとろうと頑張りました」と久保。 メジャーの4日間競技になると「お酒飲んでるわけでも、タバコ吸ってるわけでもないのに手が震えてしまうんです」とか。 どうしたら震えがなおるのか、悩んでいる。お酒でも飲んでみようか、とも考えた。なんとか最終戦は気持ちよく終わりたいという。

2位には福嶋晃子、塩谷育代。塩谷はバーディ2つ。あとはスコアカード通り。「スコアのことは考えませんでした。初日ですし、こだわっていません。ショットも安定していたんですけど、ま、こんなものでしょう」
福嶋晃子は5バーディ、3ボギーと激しい。「拾いまくりました。パーセーブが必死。この内容でこのスコアなら大満足です」
いいですね。決着がついてしまったとはいえ賞金レースの1位と、こちらは未確定の2位候補がそろって顔を出した。若手ベテラン、みんな死に物狂いです。

1997年 JLPGA明治乳業カップ