1998年 フジサンケイレディスクラシック

首位は西田智慧子、福嶋晃子も好スタート!

1998/09/04 18:00

今週は山梨県・富士桜CCでのフジサンケイレディス。久しぶりといった感じで西田智慧子が4アンダー67として初日の首位スタート。帰国したばかりの福嶋晃子もまずまずの発進となった。

西田智慧子は「ラインがスライスかフックがわからなかった。アイアンがピンに付いてくれてよかったです」 どういうわけか「自分の構えやすいところにボールが行ってくれて、ドローを打ちやすいところにピンが切ってあった」のだそうだ。
ボールに対して遠く構えるクセがついていることに気がついた。「遠いから、ちょっとしたスライスラインもフックになってしまう。近づけて立つようにしたら良くなりました」 これも微妙なもので、意識しないと遠くなってしまうし、意識しすぎると近くなりすぎてしまう。加減が大変らしい。

今季ちょっと元気のない肥後かおりがインで追い込んで69。「調子、良くないです。先週のプレーオフ負け? あまり悔しくないです。18番だけのプレーオフって聞いたとき、私だけはチャンスがないと思ったから」 ただし今週は「先週と違って、誰でも勝てるっていうコースじゃないから、頑張ります」

「赤字(アンダー)だったからまずまず」と言うのは福嶋晃子。「アメリカのときより調子はいいです。アメリカでは日ごとに良くなってきました」
しかし、実はもう一つ、しっくりこないのだという。「でも、焦らないように、最近の私はこんなもんじだと自分に言い聞かせています」

1998年 フジサンケイレディスクラシック