1998年 カトキチクイーンズゴルフトーナメント

古川、坂東は後退。かわって上田珠代が首位へ

1998/05/02 18:00

強風の2日目、坂東貴代は一変して絶不調。ボギーホールの連続で81とし大きく後退。また古川千尋も一時は単独首位に立ったが終盤スコアを崩して後退。かわってプロ入り6年目の上田珠代がトップへ浮上してきた。

上田珠代は3バーディ、2ボギー。決してショットが良かったとは言えなかったが、寄せて1パットとしのぎ続けた。「はっきりいって風は嫌いです。でも今日は風と仲良く、風に乗せていこうという気持ちになれたのが幸いしたと思う」
今季初出場の試合。資格はなく、推薦での出場。もちろん最終日最終組でのプレーは初めてだ。

増田能子は4バーディ。18番でボギーとしてしまっての69。 「キャディさんに助けられました。言う通りに打ったのが良い結果につながってくれました」という。
アマチュアとラウンドする機会が増えた。「初心者でもリキまなければ飛ぶことがありますよね。教えているうちに自分自身の勉強にもなりました。リキみをなくしてスウィングしようと思うようになりました」と言う。

優勝争いの経験のないこの2人に対して高村博美は大ベテラン。曲げないことだけをテーマに1日プレーした。 「ショット、パットともにまずまず。この風の中で1アンダーなら上出来です。明日も優勝したいのはやまやまなんだけど、でも平常心でプレーします」
なお服部道子福嶋晃子は予選通過できなかった。

1998年 カトキチクイーンズゴルフトーナメント