不動裕理、初連破なるか?
2000/11/10 18:00
今季快進撃を続ける不動裕理が初のディフェンディングとして挑戦する、初日は1アンダー20位からのスタートを切った。4アンダー首位には米山みどり・肥後かおり・塩谷育代・城戸富貴・シンソーラらのベテラン、実力派選手が勢揃いと早くも混戦模様を呈している。続く1打差7位に高村亜紀・小野香子・中野晶ら6人が並ぶ。
体調は決して良くない城戸富貴だが、7番ホールでイーグルを決めて33・35の68をマークした。「手前に落ちてツーと転がるのを見て、入れッ!と言ったら、本当に入ってビックリしました」 今年に入ってから2回目のイーグル。年間2回を試合中に入れるのは自己初。「風邪を引いていますけどお陰で余計な力が抜けてるんです。怪我じゃなくて、風邪の功名ですね」
5バーディ、1ボギーの塩谷育代。首位発進は「久し振りですね。内容はともかくでしたが、リカバリー出来ていたのが悪いなりにも良かったです」 ここ1年ほど楽しんでゴルフをしていたと前向きだ。「最終日最後に表彰されたい気持ちはもちろんあるけど、勝てないのは自分に足りないところがあるせいだし納得してプレーしてますよ」
アウトからスタートした米山みどりは前半を1ボギー、バーディなしで我慢のゴルフを強いられた。しかし後半に入ってから12番のボギーを除いて16番まではバーディづくし。「バックナインでは16番の10メートル以外はピッタリだったんですよ」と本人も語るようにショットが冴えて6バーディ、2ボギー。今年の目標は昨年の成績(24位タイ)を越えることだという。