69の藤井かすみ首位。東尾好調2位スタート。
2000/05/12 18:00
福岡センチュリーゴルフ倶楽部にて行われた、新設大会ヴァーナルカップRKBレディース。初日はたった一人60台でホールアウトした藤井かすみ。2アンダー2位に不動裕理・高村亜紀・元載淑・東尾理子。イーブンパー6位には肥後かおり・平瀬真由美・岡本綾子ら8人が並んでいる。
インからスタートした藤井かすみは14番でボギーが先行、17番ショートホールではセカンドショットを外してダブルボギーと出だしはいまいちだったが、ダボのあと18番を見事に立てなおし上段2メートルのパットを沈めてバーディとした。後半は1番からの4連続のバーディを決めて6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーとした。
藤井かすみは「ここ数試合はこんな感じなんです。でもいつもはそんなにパーがないし、実際これほどバーディが来るとは思いませんでした」 このコースは地元。3・4回はまわっているが、印象は「普段はしんどいコース。でも今日は良いコースかな」
4バーディ、2ボギーとした不動裕理。ショットがいいので「前半我慢すれば、なんとかなると思ったし、後半はコースが短くなってクラブも短くてすんだからバーディが取れましたね」
先週のニチレイが国内競技で初の決勝進出となった東尾理子だったが、4戦目となる今日は2位と好調な滑り出しをみせ、3バーディ、1ボギーとした。パットの調子がいい。12番ホール以外はすべて1パットだった。かわりに「グリーンに乗ったのが6番だけ。ショットがボロボロ」と不満もある。
しかし、パットは昨日のプロアマ大会で周りから引っ掛け気味を指摘されてグリップをなおしてみた。「右手の人差し指の先をほんの少しだけ引いてみるようにしたら、ラインが出るようになったんです。本当にパターに助けられました」