福嶋晃子、逃げきってV
2000/04/23 18:00
お隣りの茨城ではキリンオープンが中断したが、ここ那須小川でも雷雨のため約1時間の中断となった。この中休みが「かえって良かった。リズムが悪かったので、休憩がもらえるんだなという感じでした」という福嶋晃子。2バーディ2ボギーのイーブンにまとめて堂々の逃げきり。
福嶋晃子は2番でセカンドをぴったり付けてバーディ先行。4番で1メートル半を外すボギーもあったが、5番ではあわやOBになりそうなボールがセーフ。「昨日からツイてます。常にツイてる。何があってもツイてると思ってました」
米ツアーではたった1ストローク落としても順位が大きく下がる。「一つでも落とせないという気持ちがあります。アメリカではスコアを伸ばせないと勝てない」 そういう気持ちで18ホールを戦った。「去年に較べると、すごくタフになってます。アメリカでは4日間競技が多いから,それに慣れたのだと思います」とも本人は言う。これまでの日本の試合ではいつも緊張していたのに、なぜか緊張がなかった。キャディとギャグも飛ばしあった。米国に行ってから変わったな、と自分でも感じる。
「最後まで優勝はわかりませんでした。ミスしたけどティショットを打ち終わってホッとしました。アメリカでも優勝したい。爆発したいです」
これで国内14回目の勝利。米国での3勝目も近いかもしれない。