2009年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

イム・ウナがプレーオフを制し、通算2勝目を飾る!

2009/05/24 16:30
プレーオフ3ホール目で三塚を破り、ツアー通算2勝目を飾ったイム・ウナ

愛知県にある中京GC石野コースで開催されている、国内女子ツアー第10戦「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の最終日。朝のうちは小雨がパラついていたが、正午前から陽が差し始め、気温は22度まで上昇。10,217人のギャラリーが見守る中、最後の最後まで手に汗握る接戦が演じられた。

2位に2打差をつけてスタートした三塚優子は、1番、3番でボギーを叩き、2位スタートのイム・ウナ(韓国)に早々に並ばれる。その後は一進一退の攻防が続くが、13番パー5で三塚が2オンに成功、7メートルのイーグルパットを沈めて通算8アンダーとし、リードを2打差に広げた。だが、その後イムが15番、16番と連続バーディ。通算7アンダーの首位タイに並び、最終18番を迎えた。ここで、イムがティショットを左の林に打ち込み、ボールが木の裏で止まる大ピンチ。「バックスイングは問題ないけど、フォローで木に当たる状況だった」というイムだが、構わずPWでフルスイングをする。クラブを真っ二つに折りながらもボールをグリーン奥ラフへと運び、見事にパーセーブ。同じくパーとした三塚とともに、プレーオフへともつれこんだ。

18番で行われたプレーオフ。1ホール目、2ホール目と互いにパーで分け、迎えた3ホール目。三塚は2メートルのパーパットがカップに蹴られ、イムはフェアウェイバンカーから確実に2オンさせてパーセーブ。2008年の「ヴァーナルレディース」以来となるツアー通算2勝目を飾った。

通算4アンダーの3位タイには、馬場ゆかりチャンナ(中国)、福嶋晃子の3人。4位タイからスタートした金田久美子は、「パットは入ったけど、ショットがグチャグチャでした」と15位タイに後退してフィニッシュ。また、開幕から9試合連続トップ10入りという国内女子ツアー新記録(1988年のツアー制度施行後~)がかかっていた横峯さくらは、通算2アンダーの11位タイに終わり、惜しくも記録達成を逃した。

プレーオフで惜しくも敗れ、今季2勝目を逃してしまった…
この日4アンダー、今季ベストの3位タイに食い込んだ!
11位タイで終え、開幕からの9試合連続トップ10入りを逃した
豪快にバンカーをクリアーする三塚。優勝をほぼ手中に収めていたのだが・・・
女子プロに限り、こういうカップ写真があっても良いのではないでしょうか
同年代ですが、同組ラウンドは初めてだったそうです
ケガから復調、高速のスイングテンポも復活したみたいです
最終日+1と踏ん張った真琴ちゃんでしたが、ベストアマならず
実力派新人・リカコがようやく本領発揮!
大勢のギャラリーが地元出身のエリナちゃんに大声援を送った
今季好調の智恵ちゃんはホステスプロとしての責任を果たしました!
祝予選通過!祝15位タイ、祝アンダーフィニッシュ!自信つけたかァ~!
フェアウエイバンカーのアゴ近くからのカチ上げじァ!どないや~!
後半追い上げたさくらだったが・・・ベスト10フィニッシュ記録の更新ならず。残念!
スロースターターの茜ちゃんが気温の上昇とともに上位進出!
3日間安定したスコアで実力をしっかりとアピールしました
2日連続の69で復調の兆しが見えてきたミキティ
ベストスコアをマークして3位タイに食い込んだ馬場ちゃん

2009年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン