日吉久美子が7アンダー首位。1打差で福嶋晃子、木村敏美が追う
2001/09/08 18:00
日本女子プロゴルフ選手権の3日目。2日目に5つスコアを伸ばし2位につけていた日吉久美子がスコアを伸ばした。スタートの1番パー5でバーディを奪うと、6、7番でも連続バーディ、後半にも12番でもスコアを伸ばし11アンダーで独走態勢に入るかと思われた。
しかし、15番パー5で3オンした日吉は残り7メートルを3パットでこの日初めてのボギーを叩くと、17番でもボギーでスコアを落とした。そして、最終18番ではセカンドショットを池に入れ、打ち直した4打目をピン横80センチに寄せたが、このボギーパットを外しダブルボギーで7アンダーでのフィニッシュとなった。
「途中で差がついたのは知っていましたし、明日もあるので、できればもっともっとと思っていたんですけど。明日はもう1回やり直しという感じですね」
日吉がスコアを落としたことで、1打差で最終日を迎えることになったのは、福嶋晃子と木村敏美の2人。福嶋は15、16番の連続パー5で持ち前の飛距離を生かしバーディを奪うなど着実にスコアを伸ばしスコアを3つ伸ばした。
「今日は昨日よりショットが悪く、途中でよく落とさないできてるな、という感じでした。とにかく今、いいプレーがしたいですね。年に1回、何でもいいから勝ちたいですね」
また、昨年賞金女王の不動裕理もこの日はイーブンパーで4アンダーをキープ。首位に3打差で最終日に逆転優勝を狙う。
そして、97年の優勝者、福嶋晃子がスコアを3つ伸ばし3アンダーで5位に浮上してきた。