2001年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント

天沼知恵子が抜け出してシーズン3勝目をあげた

2001/08/12 18:00

国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日。昨年の最終日を思い出させるような霧模様となり、試合展開も混戦状態。そして優勝争いは、こちらも昨年の大会の再現かと思われるような名前が上がってきた。

昨年この大会でプレーオフの末、不動裕理に敗れている天沼知恵子がスコアを伸ばした。「去年のこの軽井沢での経験が今シーズンのゴルフにつながっている」 今シーズンは初優勝を含め2勝を上げている天沼が4アンダーからスタート。前半で2つスコアを伸ばし、後半でもバーディを3つ奪い通算9アンダーでフィニッシュした。

この日単独首位でスタートした肥後かおりを含めトップグループはスコアを伸ばせず、天沼の優勝が決まったのだが、その瞬間まで天沼は練習グリーン上にいた。昨年プレーオフでパットが決まらず優勝を逃しただけに、最終組がプレーを終えるまでまったく気を抜いた様子が見えなかった。

また、この大会には主催のNECから新人や若手を対照したルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞が用意されていたが、先日のゴルフ5レディースで出場3試合目で優勝した呂曉娟が受賞した。最終日を7アンダーの単独2位でスタートした呂は、この日1オーバーでのラウンドとなったが6アンダーで6位タイに入った。

2001年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント