2001年 アピタ・サークルK・サンクスレディス

米山みどりが7試合ぶりの予選通過をトップで切り抜けた。

2001/06/16 18:00

2日目にスコアを大きく伸ばしたのはプロ4年目の米山みどり。昨年、一昨年と1勝づつあげ、賞金ランキングを2年連続一桁をキープする米山は若手有望株として期待も大きい。しかし、今シーズンは持ち前のショットが安定せず先週まで6試合連続で予選落ちをしていた。

「予選落ちが続いている間、スイングのリズムを変えたり、クラブを替えました。去年のスイングと今年のスイングは自分の中では違っていて、同じフェードでも、去年のはカットが強い打ち方でした。だから今やっているスイングは多少左に行ってもゆるせるんです」
2、3番とピンに絡むショットを放ちバーディを奪った米山は、8、9番でも連続バーディを奪うなど、6アンダー、1ボギーで7アンダーまでスコアを伸ばした。「単独トップでの最終日は久しぶりですし、今までも自分が優勝すると信じてはやりますが、トップということはそんなに意識しません。明日は楽しんでラウンドしたいです」

3アンダーの2位には今シーズンすでに2勝している高村亜紀と原田香里。体調が優れない状態で2連勝した高村だが、先週は欠場。この試合に勝てば自身の3試合連続優勝となるが、「できることなら・・・。相手を気にせず自分が伸ばしていければ。4アンダーぐらいは出したい」

先週も最終組でまわった原田香里は「優勝したいけど、やっぱり自分のゴルフをしっかりやれるかどうか。課題のパットもそうだけど、このコースはコースマネジメントをしっかり立てて攻めないとダメ。思ったことがだんだんできるようになってきているし、明日は自分に期待しながらプレーしたい。もちろんいつも期待はしているんですけど(笑)」

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