2013年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

森田理香子が今季3勝目!18番のバーディで抜け出す

2013/06/16 15:37
18番のバーディフィニッシュで今季3勝目を掴んだ森田理香子

◇国内女子◇サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日◇六甲国際GC(兵庫県)◇6537ヤード(パー72)

実力が出ると言われる4日間競技の最終日、混戦の優勝争いを抜け出したのは、現在賞金ランキングトップを行く森田理香子。最終組の2組前からスタートした森田は、最終18番で5メートルのバーディパットを沈めると右手で力強くガッツポーズ。「67」とスコアを伸ばして通算10アンダーとし、今季3勝目を逆転で飾った。

通算9アンダーの2位タイには、比嘉真美子吉田弓美子金田久美子の3人が続き、通算8アンダーの5位タイには不動裕理笠りつ子が入った。

<森田、師匠の言葉を胸に“サンデーバックナイン”チャージ>

3打差からの逆転を狙う立場ながら、序場2番(パー3)で追撃ムードに水を差すボギー先行。しかし前半、森田の頭の中は常に冷静だった。「(師事する)岡本さんが言う“勝負はバックナイン”というのが頭にあったので、焦りも無かったし、落ち着いて出来たことが一番大きいと思う」。

最終18番で優勝を手繰り寄せるバーディ! サンデーバックナインで勝負強さが際立った

5番でバーディを奪い返すも、前半はイーブンパーに留まり首位に4打差で迎えたサンデーバックナイン。10番で1.5メートルのチャンスを決めたバーディが、猛攻の始まりだった。続く11番で7メートルのバーディトライをねじ込むと、15番もスコアを伸ばして通算8アンダー。ついに、最大6人が並んだ首位タイグループに加わった。

その大混戦を、いち早く抜け出したのが森田だった。17番(パー5)で2メートルのチャンスを決め、通算9アンダーの単独首位に立って迎えた最終18番。残り122ヤードの2打目をピッチングウエッジでピン右5メートルに運び、これを真ん中から沈めて通算10アンダー。「(優勝には)入れないといけないと思っていた。思うような所に打てたし、入った瞬間は手が震えました」。その震えた右手は、次の瞬間にはこぶしを握りしめるガッツポーズへ。「4日間で勝てたことで、少しずつ成長していると思う。すごく嬉しいです」。ホステスプロの大任を最高の結果で果たし、師匠の言葉と共に果たしたサンデーバックナインでの逆転勝利。「気持ちを一番強く持てた試合だった」と、充実の笑顔で今季3勝目を評した。

賞金総額は約8,700万円に達し、6月にして早くも昨シーズンの自身の獲得賞金総額を超え「自分でもビックリ」。2位の佐伯三貴に約3,000万円の大差をつけ、周囲の賞金女王への期待は週を追うごとに高まるばかりだ。しかし、自身の中では「まだ6月だし、やっていくうちにチャンスがあれば獲りたいですけど・・・」と、未だおぼろげな様子。「まだスイングの面で不安がある。もっと自信を持ってパットも打てないと、岡本さんみたいになれない。これで満足せずに、練習していきたい」。森田がはっきりと見据える先は、今季3勝目を挙げた今も変わりはない。

早朝から多くのギャラリーが取り囲んだ1番ホール。地元ファッションタウン神戸在住のモロミがスタートしていきます。
スタート前は対抗視してたんやけど、まだ怪我から本格的に回復してないんやろか?2日目以降尻すぼみになってしまいました。10位
通路にまでビッシリ埋まったギャラリーの前でティショットを放つ最終組のキンクミ。皆様猛暑の中、ご苦労さんでございました~!
最終組で出て、前半が0バーディ、3ボギーではまったく勝負にならんわなァ…。韓流首位とはいえ、修行のやり直しをお願いします。7位T
スタート直後にペットのフェレットがキャンピングカーから逃げ出したそうで、そっちの方がゴルフよりも話題になってましたが…。後半ボコボコで終了しました…。17位T

2013年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント