2008年 ミズノクラシック

佐伯と服部が首位タイスタート!桃子14位、藍20位

2008/11/07 19:36
先週の優勝で貫禄も漂ってきた服部真夕。なるか、2週連続優勝!

三重県にある近鉄賢島CCで行われている日米両ツアーを兼ねた「ミズノクラシック」の初日、前夜から降り始めた雨は早朝には止み、早い時間は曇り空、昼前からは太陽も顔を出す暖かな陽気となった。雨を吸ったグリーンは前日よりも軟らかくなったが、その分、初日からピン位置は左右に振られた。

初日、通算5アンダーでトップに並んだのは、佐伯三貴服部真夕の2人。この試合で勝てば翌年の米ツアー出場権を得られるとあって、来季の米ツアー挑戦を表明している佐伯にとっては大きなチャンス。「優勝とかはあまり意識していない」というものの、「今日はパットに助けられた」と6バーディ1ボギーの好スタート。5番、6番と連続でチップインバーディを決めるなど、運も味方につけた。

首位に並ぶ服部は、前週の「樋口久子IDC大塚家具レディス」でツアー初優勝を果たしたばかり。今大会は契約するミズノの大会とあって、周囲の期待も大きいが、5バーディノーボギーと危なげないプレーを見せた。「スタート前、岡本(綾子)さんから、バックスイングで頭が動いているよと言われ、そこを意識したのが良かった」と、尊敬する師匠の言葉を信じ、好スコアにつなげた。

通算4アンダーの3位タイに続くのは、イム・ウナと申智愛の韓国勢2人。さらに1打差の5位タイに、大山志保三塚優子ら9名が続いている。ディフェンディングチャンピオンの上田桃子は2アンダー14位タイ。宮里藍横峯さくらは共に通算1アンダー20位タイにつけている。

「今日はまぐれです」と笑う佐伯三貴だが、5アンダーの首位タイ発進
「今日はドライバーが凄く良かった」というイム・ウナは、3位タイスタート
日本ツアーでは毎回上位に顔を出す申智愛。「日本は快適なので」でいつもの笑顔だ。
18番でボギーを叩いたが、トップと2打差で初日を終えた大山志保

2008年 ミズノクラシック