2008年 リゾートトラストレディス

佐伯三貴が単独首位も上位は大混戦!

2008/06/07 18:45
「2勝目は難しい」という佐伯が、単独トップで最終日を迎える

滋賀県にあるザ・カントリークラブで行われている国内女子ツアー第13戦「リゾートトラストレディス」の2日目。この日も天候に恵まれた会場には、5,385人のギャラリーが訪れ、女子プロたちの熱戦を見守った。

この日、一番多くのギャラリーを引き連れたのは、最終組の一組前で回る横峯さくら全美貞佐伯三貴の組。ともに4アンダーからスタートした3人は、バーディラッシュでギャラリーを沸かせた。

そんな中、この日6バーディノーボギーの「66」で回った佐伯は、通算10アンダーとして単独首位に浮上した。7番では、ティショットをフェアウェイバンカーに入れたが、「右手前の花道でいいや」と思い打った球が、風にも助けられてピンそば7mにナイスオン。このバーディパットを沈めて、「2打くらい得しました」と笑顔を見せた。

佐伯を上回る7つのバーディを奪った全だが、17番では3パットのボギーとしてしまい、首位とは1打差の通算9アンダー。「ショットもパットも良かったけど、17番が残念」と単独2位にも悔しそうな表情。「明日も今日みたいなゴルフをしたい」と、最終日の巻き返しを誓った。

同組の二人には一歩置いていかれてしまった横峯は、3バーディ1ボギーと2つスコアを伸ばしたが、首位と4打差の4位タイ。アマチュア勢の中では、通算1オーバーの藤本麻子が、ただ一人予選通過を決めている。

今季まだ未勝利の全美貞。首位と1打差の2位につける
「3番のチップインバーディで流れが掴めた」という04年の優勝者、茂木宏美
憧れの先輩・不動との初めてのラウンド(しかも2サム)で、「もっと見ておけばよかった」という笠りつ子。この日「68」で11位タイまで浮上した。
最終ホールで刻んだ3打目が池ポチャ。「ディポットに気付かなかった」と悔しそうな古閑美保

2008年 リゾートトラストレディス