2008年 ヴァーナルレディース

QT1位のイム・ウナがツアー初優勝へ前進

2008/05/17 18:19
「最初は少し緊張した」というイム・ウナだが、後半盛り返し首位をキープ

福岡県にある福岡センチュリーGCで行われている国内女子ツアー第10戦「ヴァーナルレディス」の2日目。この日も晴天に恵まれ、気温は前日を上回る26度まで上昇。土曜日となった会場には6,247人のギャラリーが訪れ、女子プロ達の熱戦を見守った。

初日を終え、7アンダーでトップに立った韓国のイム・ウナ(24)は、昨年のファイナルQTで2位に8打差をつけて1位になった実力者。初日はショットが好調だったというが、この日はアイアンでいくつかのミスショットが出てしまう。それでも、パー5で3つのバーディを奪うなど要所を押さえ、6バーディ3ボギー1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら、一つスコアを伸ばして通算8アンダーとし、単独首位を守っている。

首位のイムを追うべく順位を上げてきたのは、20歳の服部真夕。初日1アンダーの服部は、この日も自慢の飛距離を武器に着実にバーディを積み重ねる。16番パー5では、残り203ヤードの第2打を、7Wでピン下3mにつけたが、惜しくもこのイーグルパットは決められない。それでも確実にバーディを奪うなど、2つスコアを伸ばして通算3アンダーの6位タイとし、「今回はこういう位置にいるので、優勝できたら良いと思う」と、明日の最終日に逆転を狙う。

単独2位は通算6アンダーの宋ボベ。通算4アンダーで、馬場ゆかり福嶋晃子李知姫の3人が続いている。また、この日「69」で回った横峯さくらは、前日の36位タイから11位タイに大きくジャンプアップを果たしている。

16番でイーグルパットを読む福嶋。これを沈め3位タイに浮上
今週は実家から通う地元・福岡出身の馬場ゆかり
初優勝を目指す20歳の服部真夕
この日は出入りの激しい1日となった古閑美保。「こんなの嫌っ!」

2008年 ヴァーナルレディース