2007年 伊藤園レディスゴルフトーナメント

北田瑠衣が3年ぶりのツアー優勝へ王手!!

2007/11/10 11:17
通算5アンダーで単独首位に浮上した北田瑠衣

千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部で行われている、国内女子ツアー第34戦「伊藤園レディス」2日目。朝から冷たい雨模様となり、初日の19度に対しこの日の気温は12.5度。選手たちは体が冷えるのをケアしながらのラウンドとなった。

最終組のタミー・ダーディンローラ・デービース福嶋晃子の飛ばし屋トリオがスコアを伸ばせず苦戦する中、5アンダーで単独首位に浮上したのは北田瑠衣だった。3アンダー4位タイからスタートした北田は、3バーディ、1ボギーという内容で、2004年の「SANKYOレディースオープン」以来、3年ぶりの優勝へ王手をかけた。

2打差の4アンダー2位には茂木宏美とダーディンの2名。5アンダー首位スタートにダーディンは、序盤スコアを伸ばしていたが、9番でセカンドショットを池に入れてダブルボギーを叩いてしまった。

さらに1打差の3アンダー4位タイには福嶋と李知姫。2アンダー6位タイには飯島茜佐伯三貴が、それぞれ1ストロークスコアを伸ばし順位を上げてきた。佐伯は、12番パー3でグリーン奥の斜面からチップインバーディを奪うなど、ボギーを3つ叩きながらも4つのバーディを積み重ねた。

今大会、賞金ランキング2位の横峯が6位以下の場合という条件はつくが、上田桃子が優勝を決めれば賞金女王が確定する可能性もある。しかし、全は1アンダー8位タイ、横峯は5オーバー37位タイで予選を通過。対する上田は、ボギーが4つ先行する苦しい展開となったが、後半3バーディを奪いスコアを1つ落とすにとどめた。通算イーブンパーの10位タイ、首位と5打差から最終日の巻き返しを狙う。

中盤3連続ボギーを叩いた上田桃子は最終18番でバーディフィニッシュ
斜面でピン位置が遮られるため、指を1本立てて位置を確認しながらボールに近づく佐伯三貴
腹痛!?ではなくポケット内の使い捨てカイロで手を温める藤田幸希
同姓同名?馬場ゆかり(姉)と馬場由美子(妹)が同組でのラウンドとなった

2007年 伊藤園レディスゴルフトーナメント