古閑美保が止まらない! 2週連続Vへ向け好発進!
2007/10/26 17:12
国内女子ツアー第32戦「樋口久子IDC大塚家具レディス」が10月26日(金)、埼玉県にある武蔵丘ゴルフコースで開幕した。会場は朝から冷たい雨が降り注ぎ、最高気温は17度前後と肌寒い1日となった。
その初日は、海外選手が上位にズラリと名を連ねた。4アンダーで単独首位に躍り出たのは、韓国出身のイ・ジヒョン。「雨は好き。心が落ち着いて平常心でプレーできる」との言葉通り、5バーディ、1ボギーの安定したラウンドを見せ、ツアー初勝利へ向けて好発進を遂げた。
1打差の3アンダー2位タイには、同じく韓国出身の全美貞、タミー・ダーディンとニッキー・キャンベルの豪州勢、そして先週1年ぶりの優勝を果たした古閑美保が続いた。中でも2週連続優勝への期待がかかる古閑は、「アイアンがいい。『日本女子オープン』あたりからパットもすごく良くなっているし、かみ合えば勝てる自信はありました」と先週の勝利の要因を説明。「今週も(調子が)継続しています。パットが入りさえすれば大丈夫」と、自信をみなぎらせていた。
今週欠場した上田桃子と激しい賞金女王争いを演じている横峯さくら、12番パー3のダブルボギーが響いてイーブンパーの15位タイ発進。ディフェンディングチャンピオンの福嶋晃子は、2オーバーの45位タイとやや出遅れた。また、今大会には3人のアマチュアが出場しており、藤本麻子が2アンダーの6位タイ、中山三奈1アンダーの9位タイ、酒井美紀がイーブンパーの15位タイと、揃って好スタートを切っている。