連日の好スコア、小野香子が6ストローク伸ばし11アンダー単独首位
2002/09/21 18:00
国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の2日目。初日同様各選手スコアを伸ばした。そして、女子の試合では久しぶりに2桁アンダーまで伸ばした小野香子が首位に立った。
初日も前半から伸ばした小野だが、この日も前半で4つのバーディを奪い首位に踊り出た。そして後半はボギーを叩かない慎重なゴルフになったが、さらに2つ伸ばして11アンダー。2位に2打差をつけて、ツアー3勝目に目指し最終日を迎える。
初日首位に立っていた藤井かすみと小野はプロ入りが同期。最終日も同じ組でラウンドすることになったが、「藤井さんとはすごくやりやすいです。明るいキャラクターですし、ゴルフのスタイルも全く違いますから。ただ、つられてあまり振りすぎないように気を付けないと」
その豪快なショットで人気がある藤井かすみだが、前半で2バーディ、1ボギーと勢いに乗れず、後半も2つ伸ばしただけ。今回のように好スコアが続出する大会では、藤井のようなショットメーカーが爆発することが多い。ハマれば、誰も止められないほどの勢いを見せるのだが、最終日に爆発するだろうか。
さらに2打差の7アンダーには、大塚有理子とベテランの安井純子が並んでいる。この日最もスコアを伸ばしたのは、首位に浮上した小野と、5アンダー8位に上がってきた榊原智の2人だった。
「66はベストスコアです。試合で60台は、初めてなんです。いつも、もうちょっとで60台というところで、最後にボギーを叩いてしまったりしていました」
これまで目立った成績のない榊原だが、この日は6バーディ、ノーボギーの完璧なラウンドだった。1オーバー48位から、5アンダー8位に急浮上してきた。長身の榊原が最終日も伸ばしてくるか注目したい。