若手の竹末、古閑が猛チャージ!
2003/11/01 18:00
兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で行われている国内女子ツアー第26戦「マスターズGCレディース」2日目。招待選手のカリー・ウェブがじわりじわりとスコアを伸ばす中、竹末裕美、古閑美保が大活躍を見せた。
初日2アンダーの3位でスタートした竹末は、出だしの1番でバーディを奪い、勢いに乗った。この後もバーディラッシュが続き、前半で5つスコアを伸ばしてトップへ。後半は1バーディのみとなったが、この日6バーディノーボギーと完璧なゴルフを披露。通算8アンダーとし、単独トップに踊り出た。竹末は今季トップ10入り3回と新人ながら優勝争いの経験がある。この経験を活かし、そろそろ初優勝といきたいところだ。
1アンダーでスタートした古閑は、前半の2番から4番まで3連続バーディを奪って上位へ進出。後半も3つバーディを取り、この日竹末と同じく6バーディノーボギーのプレーでギャラリーを沸かせた。通算7アンダーとトップの後ろにピタリと追走し、明日逆転優勝を狙う。
そのほか招待選手のカリー・ウェブは、1番から3番まで3連続バーディと2位からトップに立った。しかし前半で3つボギーを叩いてしまい、スタート時のスコアに戻してしまった。後半に入り、12番から14番まで再び3連続バーディを奪い巻き返した。この日出入りの激しい展開となったが、通算5アンダーまで伸ばしトップと3打差。最終日に勝負を懸ける。
竹末と古閑の対決は、今年の8月「ヨネックスレディス」で一度行われていた。古閑の1打リードで迎えた最終日で、そのまま振り切り見事初優勝を果たした。今回は竹末の1打リードで最終日を迎えることとなるが、結果はいかに。