国内NO.1の称号をかけて宮里藍、不動裕理らが激突!
国内女子ツアー第25戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」が、9月29日(木)から10月2日(日)までの4日間、神奈川県の戸塚カントリークラブ西コースで開催される。国内メジャー大会の第2弾、プロからアマチュアまでの国内女子ナンバー1を決めるといえる大会。都内近郊の開催地ということだけあって、4日間通しの前売りチケット8,000円、1万人分が既に完売。過去4日間の最高延べ入場者数21,950人を上回る勢いだ。
昨年の大会では、不動裕理が今大会初優勝を遂げた。いままでこの大会で勝てなかった鬱憤を晴らすかのように、2位に11打差をつけての優勝だった。2位には横峯さくらが入り、大いに盛り上がりを見せた。
今大会の注目は、5年連続賞金女王、現在賞金ランクトップの不動VS先週の米国女子ツアー第1次予選会で2位通過の宮里藍による賞金女王争い。現在2人の賞金差は約266万円と、今大会の結果次第では、ひっくり返る可能性が十分にある。宮里は帰国後も時差ボケもなく、9月27日(火)から練習ラウンドを行っており、体調は万全。昨年、予選落ちという屈辱を優勝という形で晴らしたいところ。
また、先週「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」でツアー2勝目を飾り、勢いに乗る横峯。初めての起用となる外国人のサイモンをキャディにつけ、今大会に挑む。横峯の話によると、「サイモンはアドバイスが豊富なので非常に楽しみ」と意気込みを覗かせていた。
そのほか、宮里とともに米国女子ツアーの第1次予選会に参加して、堂々3位タイで通過した注目のルーキー諸見里しのぶも参戦。時差ボケはなく、9月26日(月)から練習ラウンドを開始。今回は、コーチの江連忠をキャディにつける気合の入れようで、日本一の座を狙っている。国内最高峰の舞台に相応しく役者が揃い、近年稀にみる大激戦が予想される。
【主な出場予定選手】
不動裕理、宮里藍、横峯さくら、福嶋晃子、古閑美保、服部道子、藤井かすみ、米山みどり、諸見里しのぶ、宮里美香(アマ)