有村が7アンダー首位発進!原、佐伯らが追う展開
2010/06/04 16:11
国内女子ツアーの第13戦「リゾートトラストレディス」が、長野県のグランディ軽井沢ゴルフクラブ森泉コースで開幕。前日に降った雨の影響で、グリーンは軟らかくボールが止まりやすい状態になったため、多くの選手がアンダーパーを記録している。その中でも7バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばした有村智恵が単独首位に立った。
2番で4mのバーディパットを沈めた有村は、続く3番パー5では2打目でグリーンのカラーまで運び難なくバーディ。さらに4番でも2mのパットを沈め3連続バーディを奪取。6番、9番でもバーディを奪った有村は、中盤こそチャンスをものにできず伸び悩んだが、17番、18番の上がり2ホールで連続バーディを奪い、2位に2打差をつけてホールアウトした。
「途中、ボードを見たら(原)江里菜が伸ばしていたので、最終組で一緒にラウンドしたいと思って必死にスコアを伸ばしました」と話す有村。その原は、14番までに7つのバーディを積み重ね、快調にスコアを伸ばしていたが、終盤の16番、18番でボギーを叩き5アンダーに後退。それでも2位タイでホールアウトし、2日目は有村と同じく最終組でラウンドする権利をつかんだ。
原と並び、5アンダー2位タイには、竹末裕美、イ・ナリ(韓国)、甲田良美、佐伯三貴、米山みどりの6人が並んでいる。さらに1打差の4アンダー8位タイには、北田瑠衣、笠りつ子、佐藤敦子の3人。注目選手では、横峯さくら、諸見里しのぶ、さらに大会3連覇を狙う全美貞(韓国)が揃ってイーブンパーの43位タイと出遅れている。