石川遼は伸び悩み、5位タイで終える!優勝はJ.Mシン
2008/12/07 19:08
東京都にある東京よみうりカントリークラブで開催されている、国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の最終日。1日を通して雲ひとつない快晴に恵まれ、詰め掛けた14,051人ものギャラリーが熱戦を見守った。
首位に1打差の3位タイからスタートしたジーブ・ミルカ・シン(インド)が前半から好調なプレーを見せる。2番、6番、7番と3バーディを奪い後半へ折り返すと、12番、14番でもバーディを奪取。ボギーは13番の1つに抑え、通算12アンダーでフィニッシュ。鮮やかな逆転優勝を果たし、今大会2度目の栄冠を勝ち取った。
今季7月の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で優勝を果たしたジーブは、11月には「シンガポール・オープン」に出場し、アーニー・エルス、パドレイグ・ハリントンといったメジャーチャンピオンたちに競り勝ち、その名前を世界のゴルフファンに轟かせたばかり。ジーブはこの優勝で日本ツアー3年間の複数年シードも獲得した。
通算10アンダー2位タイには、この日のベストスコア「64」をマークしたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、デビッド・スメイル(ニュージーランド)、手嶋多一の3人。ブレンダンは大会連覇を狙い、最終日にチャージをかけたがジーブを捕らえることは出来なかった。
さらに2打差の通算8アンダー5位タイには、石川遼と武藤俊憲。石川は前半に1ストローク落としたが、後半2バーディ、1ボギーで8アンダーのままホールアウトした。また、今季の賞金王を確定させた片山晋呉は、通算4アンダーの10位タイに終わった。