海外勢の連勝をストップできるか!? 賞金王争いにも注目
2008/11/19 19:10
国内男子ツアーの第23戦「ダンロップフェニックストーナメント」が11月20日(木)から4日間に渡り、宮崎県にあるフェニックスCCで開幕する。賞金総額はツアー最高額に並ぶ2億円。海外ツアーから参戦するスタープレーヤーを交え、賞金王の行方を大きく占う注目の一戦が幕を開ける。
昨年大会は、2年連続の出場となったイアン・ポールター(イングランド)が、初日から首位の座を守り切る完全勝利。ルーク・ドナルド(イングランド)、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)ら海外招待選手も上位で終え、実力伯仲の熱戦が展開された。
ポールターは、今年もディフェンディングチャンピオンとして出場する。さらに、今年はメジャー3勝を誇る南アフリカの雄、アーニー・エルスが10年ぶりの出場。初参戦した1993年以来となる、大会2勝目に挑む。迎え撃つ日本勢は、先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」に続く2勝連続優勝がかかる片山晋呉のほか、賞金ランキング2位で追う矢野東、3位の谷原秀人ら。シーズン終盤に入り調子を上げてきた石川遼も、年間獲得賞金1億円突破に向けて高いモチベーションで大会に臨む。
2002年大会で横尾要が勝利して以降、海外選手がトロフィーを掲げ続けている今大会。賞金ランク上位の選手がズラリと顔を揃えた、日本勢のタイトル奪還に期待したいところだ。
【出場予定選手】
I.ポールター、石川遼、尾崎将司、近藤智弘、B.スネデカー、谷口徹、谷原秀人、中嶋常幸、深堀圭一郎、丸山茂樹、宮本勝昌、矢野東、E.エルス、H.オットー、H.ステンソン、S.フレッシュ、S.マリノ