優勝明けの石川遼が4年ぶりに富士桜へ 金庚泰が連覇を狙う
2016/08/30 12:27
国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」は9月1日から4日間、山梨県の富士桜カントリー倶楽部で開催される。前年大会は、2日目に首位に立ったキム・キョンテ(韓国)が、そのまま逃げ切りシーズン3勝目を挙げ、賞金王へ向けて加速した。
今年は、今年2月に腰を痛めて米ツアーから離脱し、帰国中の石川遼がトーナメント復帰3戦目で出場する。10月スタートの米ツアー新シーズンが当面の目標だが、前週の「RIZAP KBCオーガスタ」では、4日間首位を守る完全優勝で故障明けの不安を一掃した。2009年、10年と連覇した4年ぶりの富士桜に意気揚々と乗り込んでくる。
注目の予選ラウンドは石川、キムと現在賞金ランキング首位の谷原秀人が同組となり、初日は12時15分にティオフする。
前年覇者のキムは海外ツアーへの出場が続いていたこともあり、国内は6月「日本ゴルフツアー選手権」以来の出場となる。2カ月前に1位を独走していた賞金ランクは、谷原に抜かれて2位に後退した。米国から一時帰国中で今大会に出場する岩田寛と同様に、次週からは来季米ツアーの出場権をかけて、全4戦の入れ替え戦「ウェブドットコムファイナルシリーズ」へ向かうとみられる。
大会初日、岩田は小田孔明、宮本勝昌と同組に入った。ほかに、今季1勝の時松隆光、歴代優勝者の片山晋呉らも出場する。
【主な出場予定選手】
キム・キョンテ、池田勇太、石川遼、今平周吾、岩田寛、岩本高志、尾崎将司、小田孔明、小田龍一、片山晋呉、小平智、近藤共弘、谷口徹、谷原秀人、塚田陽亮、時松隆光、永野竜太郎、藤田寛之、宮里優作