賞金上位5人が不在 全英帰りの面々の活躍は
2016/07/19 12:14
国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープンゴルフトーナメント」は21日(木)から、福島県のグランディ那須白河ゴルフクラブで開催される。2週ぶりとなるツアー競技は今大会終了後、約1カ月間大会がなく、“前半戦”の締めくくりの試合となる。
前年大会は最終日に3位から出たプラヤド・マークセン(タイ)が「63」をマークし、通算24アンダーとして逆転優勝。今季からシニアツアーにも参戦した大ベテランが、灼熱の暑さもものともせず、2シーズンぶりの勝利を飾った。
「全英オープン」と「全米プロゴルフ選手権」の2つのメジャーに挟まれた今年は、賞金ランキング上位者に欠場者が相次いでいる。トップの谷原秀人からキム・キョンテ(韓国)、池田勇太、宋永漢(韓国)、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)の5位までの選手がエントリーしていない。「日本ツアー選手権 森ビル杯」で初優勝を飾った同6位の塚田陽亮が最高位のプレーヤーとなった。
塚田をはじめ、今平周吾、小平智、宮里優作らは「全英」から帰国してすぐの出場。決勝ラウンドを戦った市原弘大は強行スケジュールでの参戦となる。予選ラウンドは、塚田と小平が前年王者のマークセンと同組。市原は谷口徹、富村真治とのペアリングで初日は午後スタートの12時5分にティオフする。
2011年の大震災以降に設立された被災地での大会も、今年で3回目の開催。上位陣不在の戦いで、復活優勝や初優勝者の誕生は見られるか。
<主な出場予定選手>
プラヤド・マークセン、今平周吾、尾崎直道、小田孔明、片岡大育、川村昌弘、小平智、塚田陽亮、中嶋常幸、藤田寛之、宮里優作、矢野東