2015年 三井住友VISA太平洋マスターズ

片山晋呉が今季初優勝 濃霧のため最終R中止、54ホール短縮に

2015/11/15 11:21
濃霧により最終ラウンドは中止。片山晋呉が今季初優勝を飾った

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7246yd(パー72)

午前9時にスタートした最終ラウンドは、間もなくコースを覆った濃霧により中断が続き、天候回復が見込めないとして同10時37分に中止が決定。競技は54ホールに短縮となり、3日目を終えて通算14アンダー単独首位に立っていた片山晋呉の今季初優勝が決まった。昨年11月「カシオワールドオープン」以来となるツアー通算29勝目。

規定により賞金ランク加算額は75%の減額となり、優勝賞金2250万円(本来は3000万円)を加えた片山の生涯獲得賞金は1,999,060,709円に。尾崎将司に続く史上2人目の生涯20億円に約94万円届かず、大台突破は次週以降にお預けとなった。

通算13アンダーの2位はタンヤゴーン・クロンパ(タイ)、通算12アンダーの3位はバッバ・ワトソン(アメリカ)。最終組で片山を追うはずだった2人にとっては、戦わずして日本ツアー初優勝のチャンスを逃す不運な結末となった。

僕にはなんでも撮らせてくれる。ありがたいです。
通算29勝目を挙げた片山晋呉が世界ランクを上げ、“五輪出場枠”の日本人2番手に浮上した
久しぶりの優勝。ほんとに嬉しそうだった。
中断中の歓談中の盛り上がり中。
スタートできなかったバッバはギャラリーにサインのサービス。

2015年 三井住友VISA太平洋マスターズ