震災後東北初開催 福島の新規大会にトッププロ集結

国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープンゴルフトーナメント」は31日（木）から4日間、福島県のグランディ那須白河で開催される。2011年の東日本大震災以降、初の男子レギュラートーナメントとなる新規大会だ。

過去19年は福島県プロゴルフ協会、福島中央テレビなどの主催で行われてきたローカル大会は、20回開催の節目を迎えてツアーに“昇格”。賞金総額は5000万円と年間の試合で最も低いが、国内のトッププロが多くエントリーした。

現在賞金ランクトップを快走し、2週前の海外メジャー「全英オープン」では最終日に8バーディを奪う猛チャージを見せた小田孔明のほか、「日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯」で7季ぶりの勝利を挙げた手嶋多一。宮里優作、藤田寛之らは今季2勝目を狙う存在だ。

選手会長の池田勇太をはじめ、谷原秀人らの名手はシーズン後半戦に向け弾みとなる1勝を挙げたいところ。一方で前週のチャレンジトーナメント「HEIWA・PGM Challenge II～ Road to CHAMPIONSHIP」を制した宮里聖志も、シード復帰へ向けたさらなる足掛かりとしたい。

＜主な出場予定選手＞
池田勇太、岩田寛、小田孔明、川村昌弘、小平智、薗田峻輔、谷原秀人、手嶋多一、中嶋常幸、平塚哲二、藤田寛之、藤本佳則、松村道央、宮里聖志、宮里優作、矢野東