直道リードを奪う
1999/04/15 18:00
初日のリードを奪ったのは、日本ツアー第1戦になる尾崎直道。9つバーディを放り込み、7アンダーとした。飯合肇と鈴木亨が1打差で追いかけている。4位に5アンダーで横尾要、佐藤信人、手嶋多一。
尾崎がいきなり飛び出た初日、「最高のスタートが切れたね」 「でも、優勝の意識は最後のハーフに立たないとわからないけどね」気をよくしている。5番でバンカー、11番でもエッジからアプローチがうまく行かずボギーとしたものの、バーディが利いて32・33とした。本当は米国80%、日本20%の出場割合にしたいそうだが、日本にいる間はファンを沸かせてほしい。
アウトからスタートした飯合は後半で12、13、14、15番の4連続バーディを決めた。前半取りこぼしたロングホールがあり「今日は少し難しいかなと思って焦るのをやめた」 逆に考えたのがよかったのか66。「春先の早い時期にリズムがつくれればいい」という。
32・34の鈴木は初日が良くても予選落ちを何度も経験しているせいか「今の自分はチャンスだと思う、メンタル面を強化していきたい」とあまり浮いた様子がない。しかし「初日がいいということは自信になる」とも。