伊沢は首位キープ。横尾が猛急追
2000/06/30 18:00
伊沢利光が初日に貯めこんだ貯金をさらに2つ伸ばして首位をキープしている。すぐ後につけていた小山内護、D.スメイルがオーバーパーのプレーで順位を下げた。その間にずっと後方から飛び出してきたのは63をマークした横尾要。前日1アンダー41位からの浮上だ。9アンダー3位グループには、真板潔、久保谷健一、スェーデンから参加のD.チョプラ、ミャンマーのK.H.ハン。その後ろには前日14位からスタートの佐藤信人が7位といい位置。71の尾崎直道は昨日落とした分を取り返してイーブンパー60位とし、ギリギリで予選通過。
まだ首位にいるものの、昨日とは打って変わり調子がでない伊沢利光。「今日はラインが全然わかりませんでした。でも、まぁこんな日もありますよ」 なぜか芝目とグリーンの早さになじめなかった。練習グリーンは早く感じたが、いざコースに出てみると、思いのほかグリーンが重い。
しかし昨日ほどピタピタと行かないにしても、ショットは悪くないという。ラフにいれてしまった13、15番はしょうがないボギーだったと納得している。「この好スコアはグリーンが止まるのが大きな理由でしょうけど、セッティングはいいと思いますよ。自分がいいショットをすればきちんと良い結果となって帰ってきてくれる」 4バーディ、2ボギーとした。
7バーディ、ボギーなしのD.チョプラは「昨日は午後の最終組だったのでパットの練習ができず、何となく自信が出なかった。いつもはパッティングが強いんですけどね。今日はアイアンに助けられました」 好調のアイアンショットのおかげで、ほとんどがピンに絡みバーディホールは短いパットですんだ。「このコースはグリーンが素晴らしく、プレーしていて気持ちがいい」 今日はじっくりパッティングの練習をして行くという。