松山英樹、史上初のルーキー賞金王誕生なるか?ホストプロ石川遼も参戦
2013/11/26 15:16
国内男子ツアーは今週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」がフルフィールド最終戦。大詰めを迎えた賞金王争いとともに、来季賞金シードを懸けた賞金ランキング上位70人枠、また最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場者も決定する注目の一戦だ。
昨年は、4日間首位を守った韓国のハン・ジュンゴンが、最終ホールをイーグルで締める完全優勝でツアー2勝目を飾っている。今季トップ10入り3度で賞金ランキング39位につけるハンが、南国土佐で最終戦出場も懸かった大会連覇へと挑む。
一方、賞金王争いでは首位の松山英樹と2位キム・ヒョンソンとの差は約4,294万円。最終戦の優勝賞金は4000万円のため、松山が2位に4000万円以上の差をつけて今大会を終えると、史上初となるルーキー選手の賞金王が誕生する。シーズン後半は体調不安を抱える松山だが、明徳義塾高時代を過ごした思い出の高知で、歴史的快挙を目指す。
また、大会ホストプロとして挑む石川遼にも注目だ。先週はオーストラリアで開催されたワールドカップに谷原秀人と共に出場して、個人5位、チーム3位と健闘した。今季4度目の日本ツアー出場を国内最終戦とするわけにはいかないだろう。
【主な出場予定選手】ハン・ジュンゴン、松山英樹、キム・ヒョンソン、片山晋呉、小田孔明、S.J.パク、谷原秀人、藤本佳則、川村昌弘、呉阿順、池田勇太、小平智、薗田峻輔、イ・キョンフン、石川遼