今年の舞台は大洗GC ツアーを代表するショットメーカー決定戦
2013/05/28 12:11
国内男子ツアーの第5戦「ダイヤモンドカップゴルフ」が5月30日(木)から6月2日(日)までの4日間にわたって行われる。例年、関東および近畿地方の名門クラブを開催コースとするサーキットトーナメント。今年は茨城県の大洗ゴルフ倶楽部が舞台となる。
前回、大洗で行われた2009年大会ではベテランの兼本貴司が悲願のツアー初優勝。ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)とのプレーオフを制して涙した。
大会のディフェンディングチャンピオンは藤田寛之。昨年は千葉県のザ・カントリークラブジャパンで同年2勝目を達成。賞金王戴冠へ序盤戦で大きな一歩を踏んだ。歴代優勝者を見渡しても、小田孔明、キム・キョンテ、平塚哲二、中嶋常幸、伊澤利光らツアーを代表するショットメーカーがズラリ。太平洋の風を受ける難関コース攻略に至った勝者には、惜しみない賛辞が贈られるだろう。
そんな中、現在賞金ランクトップの松山英樹のプレーには今週も大きな関心が集まる。月曜日(27日)には全米オープン日本地区予選会で2位に4打差をつけてトップ通過するなど、その力を誇示し続けている。
また、主催者推薦として加賀崎航太が出場。かねてからオーストラリアで天才少年として注目を集めていた16歳は、昨年カナダでプロ転向。今大会が日本ツアー初参戦となる。昨年の「日本アマチュア選手権」覇者、小袋秀人ら若い世代の力にも目を配りたい。
【主な出場予定選手】
藤田寛之、尾崎将司、小田孔明、片山晋呉、兼本貴司、上井邦浩、キム・キョンテ、キム・ヒョンソン、薗田峻輔、谷口徹、中嶋常幸、藤本佳則、松村道央、松山英樹ほか