2001年 フジサンケイクラシック

林根基(台湾)が5打リード。日本ツアー初勝利となるか!?

2001/05/05 18:00

フジサンケイクラシックの3日目。2日目に66をマークし、6アンダーの首位タイでスタートした林根基がこの日も67でまわり10アンダーまでスコアを伸ばした。
「高麗グリーンは難しいけど、台湾のティフトンのイメージで3日間やってよかった。ティフトンのほうがちょっと柔らかいけど、芽の強さは似ている。 ベントとは力の入れ方が全然違う。逆目のときはオーバーするイメージ。風は難しい。5打差あるが、終わってみなければわからない」という林は、昨年のキリンオープン、日本オープンと惜しいところで優勝を逃しているだけに、気をひきしめて最終日に挑む。

5打差の単独2位にいるのは、今シーズン安定した成績で上位に加わる渡辺司。「風が吹くと難しいホールが何ホールかある。ちょっと油断するとボギーを打つホールもある。そんな中で今日の内容なら最小限度のボギーでおさまったかな」3日間少しづつスコアを伸ばし、最終日に逆転優勝を狙う。

さらに1打差の3位には、この日のベストスコア66をマークした友利勝良が浮上してきた。5つのバーディを奪いボギーを叩かないという粘り強さを発揮している。

2001年 フジサンケイクラシック