Qトーナメントをトップで通過した近藤智弘が首位タイスタートを切った。
2001/03/15 18:00
静岡カントリー浜岡コースで行われている、ダイドードリンコ静岡オープン初日。4アンダーで首位に立ったのは、プロ入り2年目のシーズンを迎える近藤智弘、F.ミノザ、井戸木鴻樹、溝口英二の4人。
近藤はシード権を持たない選手が、順位によって優先適に試合に出場できるクオリファイング・トーナメント(QT)で1位の座を勝ち取った。そして、今年のツアーには最優先で出場できるため、年間を通してシード持ちの選手とほぼ変わらずに出場することができる。開幕戦こそ予選落ちしたが、2戦目にしてその実力を発揮しだした。当サイトのオンラインレッスンでもお馴染みの金谷多一郎氏も注目している。
1打差の5位には谷口徹、桑原克典ら7人が並ぶ。さらに1打差の12位タイにディフェンディングチャンピオンの田中秀道が付けている。この試合が自身の開幕戦となる田中は、大会史上初の連覇に向けて、まずまずのスタートを切った。
1アンダー17位グループには、先週久しぶりの優勝争いをした中嶋常幸、単独3位に入った横田真一ら24人が並ぶ、大混戦状態となっている。
前人未到の4試合連続優勝を狙う片山晋呉は1オーバー59位と出遅れ、夢の期待が少し難しいところだ。