ミケルソンはかろうじて予選通過!藤田がトップに浮上!
2003/09/12 18:00
千葉県印西市の総武カントリークラブ総武コースで行われている国内男子ツアー第18戦「サントリーオープンゴルフトーナメント」2日目。“世界のレフティ”フィル・ミケルソンがスコアを崩す中、プロ10年目の藤田寛之がトップに踊り出た。
優勝するためには上位につけておきたいミケルソンは、バーディとボギーを繰り返す出入りの激しいゴルフ。しかも、最終18番では痛恨のトリプルボギーを叩き、この日4つスコアを落とした。結局予選ラウンドを通算4オーバー59位タイで予選をかろうじて通過した。
また、上位陣が着実にスコアを伸ばしていく中、一歩抜け出したのが初日2位につけていた藤田であった。この日5バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフを見せつけた。今季初戦『アジア・ジャパン 沖縄オープンゴルフトーナメント』以来、優勝から遠ざかっているので、決勝ラウンドでも安定したプレーに期待したい。
一方、初日首位を走っていた河村雅之は、前半をパープレーで回る手堅いゴルフが続いた。後半に入ると10番、12番でバーディを奪いじわじわとスコアを伸ばした。通算8アンダー2位で決勝ラウンドに臨む。
2日目を終え、大きく出遅れてしまったミケルソン。明日からの決勝ラウンドでは猛チャージをかけ、世界のプレーを見せつけてくれるのか注目したい。