スタートで抜け出した宮瀬がシーズン2勝一番乗り!!
2003/05/25 18:00
国内男子ツアー第6戦「マンシングウェアオープンKSBカップ」が5月22日(木)から25日(日)までの4日間、兵庫県にある六甲国際ゴルフ倶楽部で開催された。
先週行われた今季メジャー第1戦の日本プロから始まった、全英オープン日本予選のポイントもかかっているため、熱い闘いが繰り広げられた。優勝したのは、9アンダー2位からスタートし、通算13アンダーを記録した宮瀬博文。
1番パー5で幸先の良いバーディを奪った宮瀬は、2番でもバーディを奪い、3番パー3では1オンできなかったが、エッジから放ったアプローチがカップインし3連続バーディ。一気に単独首位に踊り出た。
同じ最終組でラウンドした10アンダーからスタートした手嶋多一、S.K.ホがスコアを伸ばせず苦しむ中、序盤のリードを守りきった宮瀬が、ツアー通算6勝目。今シーズンの2勝目を果たした。先週優勝した片山晋呉は、すでに全英の出場資格を有するため、宮瀬が4つある指定席の1つを奪う可能性が高くなっている。
先週2位に終わったS.K.ホは、好調なゴルフを維持し首位で最終日を迎えた。しかし、最終日は思うようにスコアを伸ばせず2週連続の2位に終わった。
また、一昨年このコースで開催されたときに優勝を飾ったディネッシ・チャンドも最終日にスコアを伸ばし上位に加わった。相性の良さはでたが、優勝争いに加わるほどの勢いは出てこなかった。