2003年 マンシングウェアオープンKSBカップ

宮本、桧垣豪が首位!なんと、3ホールでエースが出た!!

2003/05/22 18:00

国内男子ツアー「マンシングウェアオープンKSBカップ」が、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部で開幕した。昨年は香川県の鮎滝カントリークラブでの開催となったが、2年ぶりに六甲で開催されることになった。1983年に青木功が優勝した日本オープンなど、数々のトーナメントを開催してきたコースである。

初日快調に飛ばしたのは、午前中にスタートした桧垣豪だった。スタートの1番ホールでバーディを奪うと、3番から4連続で奪いリーダーボードの一番上に名前を掲げた。8番でもバーディを奪い、前半を6アンダーで折り返した。そして前半の勢いが止まらず、11番200ヤードのパー3では5番アイアンでピン手前1.5メートルに落とすと、そのままボールがカップに吸い込まれホールインワンを達成。

さらに12、13番もバーディで10アンダー。どこまで伸ばすかと周囲がざわめく中、16、18番はボギーを叩いてしまった。結局8アンダーでホールアウト、単独首位にはならなかった。

桧垣に追いついたのは、今シーズン不調にあえぐ宮本勝昌だ。5試合に出場し、フジサンケイの49位以外は全て予選落ち。その宮本が8バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフで初日を終えた。この日の宮本は4、5メートルのバーディパットをいくつも決めていた。

首位に2打差の6アンダーには6人が並んでいる。先週行われた日本プロゴルフ選手権大会で単独2位になった韓国のS.K.ホも6バーディ、ノーボギーと好調を維持している。対照的なのが、先週その日本プロを制した片山晋呉だ。体調不良もあり4バーディ、4ボギーのイーブンパーで54位と出遅れてしまった。

この日ホールインワンを達成したのは桧垣だけではなかった。トッド・ハミルトンは、6番187ヤードのパー3を7番アイアンで、17番210ヤードの17番パー3では、板倉俊哉が4番アイアンでエースを決めている。

2003年 マンシングウェアオープンKSBカップ