初Vへ額賀が単独首位キープ!遼は5打差で決勝へ
◇国内男子◇東建ホームメイトカップ2日目◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード(パー71)
初日7アンダーをマークした額賀辰徳が1イーグルを含む「69」で回り通算9アンダーまでスコアを伸ばして単独首位をキープした。上田諭尉、リチャード・リー(ニュージーランド)、冨山聡の3選手2打差の2位タイで決勝ラウンドに進出した。
石川遼は前半インの序盤、12番(パー5)でダブルボギーをたたくなど苦しい出だしとなったが、後半に挽回。連日の「69」で通算4アンダーとし16位タイとなった。池田勇太は諸藤将次、矢野東らと同じく通算イーブンパーで46位タイ。ディフェンディングチャンピオンの高山忠洋は通算4オーバーで予選落ちを喫した。
<前日の“リベンジ”!首位を守る額賀辰徳>
大会初日に単独首位に立った額賀が、2日目もスコアを2つ伸ばした。10番からスタートすると、11番でボギーが先行し、16番パー3でもボギーをたたき、この時点で5アンダーまで後退していた。
ところが、後半に入ると2番でバーディを奪い、4番パー5ではピンまで4mに2オンさせた。「昨日も同じ距離で決め損ねたので、気合いが入りました」という額賀はイーグルパットを沈めて9アンダーまでスコアを伸ばした。その後7番でもバーディを奪ったが、8番をボギーとし通算9アンダーでホールアウトした。
「午前中涼しくて、体のキレが昨日とは違うと思いましたね。スイング的にもフィーリングが気温で変わってきていると、探り探りでやりました」と話す額賀だが、全体的には安定感のあるゴルフを披露。オフシーズン中に米国フロリダで、スイングの指導をしてもらっているリチャード・エイブル氏を訪問した。そして同じくエイブル氏に指導を受けている今田竜二とラウンドを共にするなど、アプローチや小技を見て勉強してきた成果も垣間見せた。