今年国内最後の試合
2002/12/18 15:33
2003年度国内男子ツアーの初戦となる「アジア・ジャパン沖縄オープンゴルフトーナメント」が、12月19日(木)から22日(日)までの4日間、沖縄県島尻郡にあるザ・サザンリンクス・ゴルフクラブで開催される。
この試合は、沖縄本土復帰30周年記念として、国内男子ツアー(JGTO)とアジアンPGAツアー(APGA)の共同開催として行われることになった。出場するのは、来季シード権を持つ両ツアーの2002年度賞金ランキング上位60名づつ、合計120選手。今年国内最後の試合となるが、2003年度のトーナメントとしてカウントされることになった。
この大会で注目を集めるのは、地元出身の宮里兄弟だ。兄の聖志は、今年ミズノオープンで2位に入るなど活躍し、賞金ランキングを27位で終えた。弟の優作がアマチュアとしてプロトーナメントで活躍する中、やや出遅れた感があったがプロの水にも慣れ始めた。2人によるデッドヒートが観ることができるか楽しみだ。
また、沖縄での試合は28年ぶりとなる尾崎将司も出場することが決定。今年は777日ぶりに全日空オープンで勝利を飾り、復調の兆しを見せた。最終戦の日本シリーズでは思い通りのプレーができず3位フィニッシュと惜敗を喫したが、来季を見据えた上で出場を決意。通常この時期はオフで完全休養の時期だが、さらに上を目指す尾崎の戦いぶりに注目したい。