三橋が見せ場を作るも一歩届かず!B.ジョーンズが混戦を制した
2004/04/25 18:00
兵庫県のスポーツ振興カントリー倶楽部山の原コースで行われている、国内男子ツアー第3戦「つるやオープンゴルフトーナメント」の最終日。上位陣に日本を代表するビッグネームが揃う中、初優勝を狙う三橋達也が大健闘を見せた。
序盤、最終組をラウンドした三橋とブレンダン・ジョーンズが並び前半を折り返す。後半に入ると、三橋は11番12番で連続ボギーを叩いてしまい一歩後退。13番を終了してジョーンズが2位以下に3打差をつけ、このまま勝負ありかに思われた。
しかしその直後14番でダブルボギーを叩き、このあたりから突如ショットが乱れてくる。これに付け込み、三橋が意地を見せた。三橋は17番パー5でグリーン奥からの3打目を絶妙なアプローチでバーディを奪い、望みをつなげる。
1打差で迎えた18番パー4で三橋は、最大の試練が訪れる。ティショットがディボット跡に入るアクシデント、結局2打目をハーフトップし、グリーン奥へこぼしてしまう。これに対し、2オンに成功したジョーンズは先にパーをセーブ。プレーオフのかかった三橋のアプローチは大きくショートしてしまいこのホールをボギー。この結果、ジョーンズが通算9アンダーで辛くも逃げ切りツアー3勝目を飾った。
また2位タイには、5人が並ぶ大接戦。最終日好スコア“67”をマークした横山真一、手嶋多一をはじめ、深堀圭一郎、S.レイコック、最後まで優勝争いに絡んだ三橋が入っている。
そのほか注目選手の片山晋呉は、最終日アグレッシブなプレーで追い上げた。だが、17番パー5で2オンを狙うも池につかまってしまい首位をとらえることができず、菊池純、谷口徹と同じく6アンダーの7位タイで競技を終えた。