2007年 全米プロゴルフ選手権

タイガーが単独首位に急浮上! 片山晋呉は予選突破!

2007/08/11 11:33

米国オクラホマ州にあるサザンヒルズCCで行われている、海外男子ゴルフのメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の2日目。1オーバーの23位タイからスタートしたタイガー・ウッズが、この日のベストスコアとなる「63」をマークし、単独首位に躍り出た。

初日を終え、早くも今季メジャー無冠の危機が囁かれ始めた矢先、圧巻のタイガー・チャージで周囲の憶測を打ち消した。ショットが次々とピンに絡み、この日8バーディ、1ボギー、通算6アンダーでホールアウト。2位に2打差をつけて単独首位に立ち、大会連覇に向けて大きく前進した。

通算4アンダーの単独2位は、この日ノーボギーでラウンドしたスコット・バープランク。通算3アンダーの3位タイには、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)とスティーブン・エイムズ(カナダ)が並んでいる。

揃って出遅れる初日となった日本勢では、片山晋呉が孤軍奮闘。上がり5ホールで3つスコアを伸ばす粘りを見せ、この日4バーディ、1ボギーの「67」。通算3オーバーの30位タイとし、予選突破を果たした。谷口徹今田竜二は共にスコアを伸ばせず、通算9オーバーの98位タイで予選落ちを喫している。

また、単独首位からスタートしたグレーム・ストーム(イングランド)はスコアを6つ落とし、通算1オーバーの15位タイに後退。ジョン・デーリーは通算イーブンパーで終え、単独2位から9位タイに後退している。53位タイと出遅れて予選通過が危ぶまれていたフィル・ミケルソンは、通算2オーバーの19位タイに急浮上。対して、ビジェイ・シン(フィジー)とジム・フューリックは通算6オーバー、ザック・ジョンソンは通算10オーバー、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)は通算11オーバーで予選落ち。ビッグネームが揃って姿を消した。

2007年 全米プロゴルフ選手権