F.ラポルタが単独首位 武藤俊憲は45位で決勝へ

◇欧州男子◇ハッサンIIトロフィー 2日目◇ロイヤルゴルフ ダール・エス・サラム（モロッコ）◇7487yd（パー72）

首位タイからスタートしたフランチェスコ・ラポルタ（イタリア）が6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら「70」と伸ばし、通算6アンダーで単独首位に浮上。ツアー未勝利の25歳が混戦を一歩リードし、決勝ラウンドへと折り返した。

通算5アンダーの2位に、「68」をマークしたワン・ジョンフン（韓国）ほか、ジェイソン・スクライブナー（南アフリカ）、ボルハ・ビルトアストゥディージョ（スペイン）の3人が続く。

17位から出た武藤俊憲は、ショットは好調ながらもグリーン上で精彩を欠き、1バーディ、4ボギーの「75」。通算2オーバーの45位に順位を落としたが、予選カット圏内（65位タイ以上）はキープし、苦しみながらも決勝ラウンド進出を決めた。

故セベ・バレステロスの長男で、今季ツアー初出場のハビエル・バレステロス（スペイン）は予選カットに1打届かず、通算5オーバーの77位で予選落ち。2014年プロ転向後からのツアー初予選通過は、惜しくもならなかった。