悪天候で中止された大会の再開催 セベの息子も出場
2015/07/28 10:39
欧州ツアー「マデイラアイランドオープン」が、7月30日(木)から8月2日(日)までの4日間、ポルトガルにあるサント・ダ・セーラGCで開催される。今年3月に開催されるも強風と大雨のために中止となった大会が、時期を移して再び行われる。
欧州ツアー史上、大会が中止に追い込まれたのは、悪天候に見舞われた1998年の「グレートノース・オープン」以来2度目のこと(2001年に米国同時多発テロの影響で中止されたWGCアメリカン・エクスプレス選手権は含まない)。初日は強風のために中止され、54ホール競技となることが決められたが、翌2日目以降は大雨、濃霧にたたられて、当初予定の半分となる36ホールすら消化することができなかった。
レギュラーツアー、及びチャレンジツアーの両ランキングにポイントが加算される今大会には、2012年大会覇者で地元ポルトガルのリカルド・サントスや、3月の試合で第1ラウンド「68」で首位に立っていたヨアキムB・ハンセン、セベ・バレステロスの息子、ハビエル・バレステロス(スペイン)、欧州チャレンジツアーでトップを走る地元ポルトガルのリカルド・ゴウベイアらが出場する。
「マデイラアイランドオープン」では1993年の開幕以来、11人のツアー初優勝者が誕生しており、初優勝を狙う選手たちにとって絶好の場となっている。