2013年 DPワールド ツアー選手権 ドバイ

賞金王に前進! H.ステンソンが首位に浮上

2013/11/16 09:03
賞金王へ着々と前進。単独首位に立って大会を折り返したH.ステンソン(Andrew Redington/Getty Images)

◇欧州男子◇DPワールド ツアー選手権 ドバイ 2日目◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(UAE)◇7,675ヤード(パー72)

長きに渡ったレース・トゥ・ドバイ(賞金王)争いも決着を迎えようとしているシーズン最終戦で、ランキング1位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が単独首位に浮上した。

4アンダー4位タイでスタートしたステンソンは、アイアンショットが冴え渡り8つのバーディを量産した。ステンソンがこのまま最後までリードを守り切れば、他の選手の順位に関係なく自身初の賞金王タイトルが決定する。ライバルたちを振り切り、自力でタイトルを掴むことになるか。

1打差の通算11アンダー2位は、初日首位のアレッサンドロ・カニサレス(スペイン)。通算8アンダーの3位にマーカス・フレイザー(オーストラリア)とビクター・デュビッソン(フランス)が続いている。

そして、この試合の結果次第で逆転賞金王の可能性を持つイアン・ポールターとジャスティ・ローズのイングランド勢2人が、通算7アンダーの5位タイにつけている。いずれも王者になるには、ステンソンの成績を上回ることが絶対条件。決勝ラウンドは、そのステンソンの背中を追いかけることになる。

また、今季の王者争いには加わることができなかった前年優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)は、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)らと並び、通算6アンダーの9位タイ。最終戦で存在感をアピールしたいところだ。

2013年 DPワールド ツアー選手権 ドバイ