ツアータイ記録の「60」男、B.ドレッジが逃げ切り初優勝!!
2003/03/24 09:00
欧州男子ツアー第13戦「マデイラアイランドオープン」が、ポルトガル領のマデイラ島にあるサント・ダ・セラで開催された。
優勝したのはウェールズ出身のブラッドリー・ドレッジ。通算16アンダーで2位に8打差をつけて欧州ツアー初優勝を飾った。
今大会は初日から激しい雨のためサスペンデッドになり、3日目にようやく本来のスケジュールをこなすことができた。そのドタバタのスケジュールの中、1人集団を抜け出したのがドレッジだった。
3日目に欧州ツアー初の50台まで後一歩の60をマークし、この時点で2位に8打差。最終日もスコアを1つ伸ばし、後続を寄せ付けなかった。
2位にはB.デイビスとA.マーシャルのイングランド勢2名と、スウェーデン出身のF.アンダーソン。それぞれ最終日にスコアを伸ばしてきたが、ドレッジへの8打差のビハインドは大きすぎた。
初日5アンダー単独2位に入り、2日目には79の7オーバーを叩いたR.J.ダークセンは、決勝ラウンドに入りスコアを伸ばしてきた。2日連続で68をマークし通算6アンダー単独6位で競技を終えた。
今週は、ランキング上位の選手が出場しておらず、多くの選手に優勝のチャンスがあった。そして、無名のドレッジが優勝。今シーズンツアー初優勝者の多い欧州ツアーだが、これで13戦して6人目となった。
また、ベテランのセベ・バレステロスが4日間戦いつづけた。予選を7オーバーのギリで通過したバレステロスは、3日目に1アンダーを記録。しかし最終日は、76と再び4オーバー。通算10オーバーの67位でフィニッシュした。