2012年 ボルボワールドマッチプレー選手権

4強が出揃う!R.カブレラベローが地元優勝に大きく前進

2012/05/20 09:20
A.キロス(左)との地元スペイン勢対決を制したR.カブレラベロー(右)は笑顔を見せた。(Ross Kinnaird/Getty Images)

◇欧州男子◇ボルボワールドマッチプレー選手権3日目◇フィンカコルテシンGC(スペイン)◇7290ヤード(パー72)

3日目の19日(土)は決勝ラウンドが開始され、1回戦8試合と準々決勝の4試合が行われ、ベスト4が出揃った。

準決勝進出を決めたのはグレーム・マクドウェル(北アイルランド)、ポール・ローリー(スコットランド)、ニコラス・コルサート(ベルギー)、ラファエル・カブレラベロー(スペイン)の4選手。

マクドウェルはセルヒオ・ガルシア(スペイン)と準々決勝第1試合で対戦。序盤から両者ともに譲らぬ攻防を繰り広げ、17番マクドウェルが1アップと抜け出すが、18番でボギーを叩いてオールスクエアとし、勝負は19ホール目に突入した。しかし、マクドウェルがこのエキストラホールを制してガルシアを制している。

マッチプレー巧者のイアン・ポールター(イングランド)を3回戦で破ったアルバロ・キロスは、第4試合に登場し、準々決勝では地元スペインのカブレラベローと激突。キロスは前半に3アップとするも、カブレラベローが後半に猛攻を見せ、12番でオールスクエアに戻す。さらに15番から一気に3連続でアップを奪い、3&1でカブレラベローが勝利。地元優勝へ大きく前進している。

そのほか、コルサートはブラント・スネデカー(米国)と対戦。序盤に3連続アップで波に乗ると、スネデカーに隙を与えぬプレーで4&3で勝利。またローリーとレティーフ・グーセン(米国)の対戦は、6&5とローリーが圧勝で準決勝進出を決めている。

最終日の20日(日)は準決勝と決勝が行われる。

2012年 ボルボワールドマッチプレー選手権